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【完全ガイド】工場・倉庫が暑くなる本当の原因と、失敗しない対策の考え方

この記事でわかること

工場や倉庫の室温上昇に悩む経営者・施設管理者は多いと思います。エアコンを増設しても効かない。断熱材が入っているはずなのに夜になっても暑い。
そんな経験をされている方に、重要な質問があります:

「あなたの工場が暑くなる本当の原因が何か、正確に把握していますか?」

この記事では、なぜ一般的な暑さ対策が失敗するのか、そして本当に効果的な対策は何かを、科学的根拠とともに解説します。

【セルフチェック】あなたの工場は暑さ対策が必要な状態ですか?

以下の項目に当てはまる場合、この記事の内容はあなたの工場の課題解決に直結します。

□ 夏場に室温が35℃を超えることがある
□ エアコンをフル稼働させているのに、十分に温度が下がらない
□ 夜間に工場が冷めず、朝出勤時も室温が高い
□ 電気代が年々増加しており、予算管理が苦しい
□ 作業員から「暑い」という苦情が絶えない

1つでも当てはまった場合、あなたの工場は、対策なしに進むと経営にも安全にも影響を及ぼす段階にあると言えます。この記事の考え方が、抜本的な改善の手助けになるはずです。

工場の暑さの主原因:屋根が巨大なヒーターになっている

金属屋根の工場や倉庫では、夏場になると屋根表面が70℃以上まで加熱されます。この高温の屋根は、赤外線という電磁波として室内に向かって熱を放射しています。

屋根からの輻射熱は、建物全体に入り込む熱の最大93%を占めると言われています(RIMA International / DOE研究)。つまり、屋根からの熱対策なしに工場の涼しさを実現することは、ほぼ不可能なのです。

熱の物理的メカニズムについては、▶熱移動の3原則と輻射熱の真実で詳しく解説しているので、そちらをご参照ください。

なぜ一般的な暑さ対策は失敗するのか

1. エアコン増設:症状は治まっても原因は残る

エアコンを増設すれば一時的に室温は下がります。しかし、この方法には大きな落とし穴があります。

  • 消費電力が急増
    建物内部を冷やすだけでなく、絶えず流入する屋根からの輻射熱に対抗する必要があり、電気代が膨大になります
  • 赤外線には効かない
    赤外線は空気を温めません。エアコンが冷やす空気とは別に、赤外線は物体や人体に直接作用するため、エアコンの冷気がいくら強くても追いつきません
  • 同じ空間なのに室温にムラが出る
    エアコンからの距離や角度により、体感温度が異なります。

つまり、エアコン増設は「症状の治療」であって「原因の除去」ではないのです。


2. 断熱材の追加:蓄熱体になってしまう矛盾

「屋根に断熱材を足せば熱が入らなくなるのでは?」という考え方も、一見合理的ですが実は問題があります。

断熱材は赤外線エネルギーの90%以上を吸収します。そして吸収した熱は蓄積され、昼間に蓄えた熱は、外気温が下がっている夜間であっても室内に放出されます。その結果:

  • 日中:温度上昇を抑える効果があまり期待できない
  • 夜間:蓄積した熱が徐々に放出され、夜中も工場が冷めない

この「蓄熱」現象により、作業環境の快適性は向上しません。むしろ24時間常に熱の影響を受け続けることになります。

【実証実験】遮熱材と断熱材の違いとは


3. 遮熱塗料:効果の一時性と劣化の課題

屋根に塗布する遮熱塗料は、当初は一定の効果を示します。しかし:

  • 経年劣化:3~5年で性能が低下していく
  • 反射率の限界:製品によって異なりますが、60~80%の反射率が限界のものが多い
  • メンテナンス手間:定期的な再塗装が必要で、施工費用も嵩みます

根本的な解決策としては、信頼性に欠けます。


4. 換気強化:3つの熱源のうち1つにしか対応できない

「通風を増やせば涼しくなる」という発想も多く見られます。実際、対流熱(風で運ばれる熱)への対策としては有効です。しかし工場に入り込む熱(屋根、壁、床などのあらゆる方向から)は3つの経路に分かれます:

  • 輻射熱(赤外線):建物内への温度の伝わり方のうち、約75%を占める
  • 対流熱(風が運ぶ熱):20%程度
  • 伝導熱(壁や床を通じた熱):5%程度

換気は対流熱への対応にしかならず、最大の熱源である輻射熱には全く歯が立ちません。

ここまで読んで「うちの工場も同じだ」と感じた方へ

上記のような対策では改善できなかった経験をお持ちでしたら、あなたの工場の暑さ対策は「根本的な発想転換」が必要な段階にあります。

続きの内容でご説明しますので、ぜひこのままお進みください。 その後、現地診断のご相談も可能です。

本当に効果的な対策:「熱を入れない」という発想の転換

工場の暑さ対策は、以上のような「症状への対処」ではなく、「屋根から室内に侵入する熱を反射させる」という発想への転換が必要です。

赤外線を高反射率で遮る専用素材を使用することで、99%の赤外線反射率を実現できます。これにより:

  • 屋根の表面に到達した赤外線エネルギーの99%が、建物内部に入る前に宇宙空間へ跳ね返る
  • 屋根そのものの温度上昇はありますが、その熱が室内に輻射される前に遮断される
  • 蓄熱も吸収もしないため、夜間の暑さとは無縁

これが、「根本的な原因除去」を実現する唯一の方法です。

遮熱対策導入の実例(効果のイメージ)

弊社が施工した遮熱対策導入後の効果については、次のような事例があります:

  • 自動車工場
    大手自動車メーカーの工場で導入後、予想以上の効果があったため、その他の建屋への展開を即決
  • 教育施設
    公立学校の体育館で、空調なしでもWBGT28℃未満を維持
  • 一般工場
    導入工場で室温5~10℃の低下を確認。他の建屋の従業員が、休憩時間になると施工済みの工場へ涼みに来るほど。

※弊社はこれまで、計60万㎡を超えるリフレクティックスの施工実績があります。詳細の事例やデータにつきましては、是非お問い合わせください

具体的な数字や詳細な施工データについては、建物の構造や立地条件に大きく左右されるため、現地調査を基に算出することが重要です。

金銭的インパクト:見逃せない電気代の削減効果

工場の暑さ対策を後回しにすることの経済的コストを、具体的に把握していますか?

1,000㎡の工場で空調を年間フル稼働させた場合、電力コスト増加分は年間200~500万円に達するケースも珍しくありません。 これは:

  • 屋根からの輻射熱を制御していない場合の推定値
  • 建物の向きや立地により、500万円を超える事例もある
  • 10年間で考えると、2,000~5,000万円の差が生まれる

さらに危機感を持つべき点は、この増加分は毎年続く固定コストだということです。設備投資の回収可能性を考えると、早期の対策が圧倒的に有利です。

次のステップ:無料現地診断を活用する

工場や倉庫の暑さ対策は、「正確な現状把握」が全てです。株式会社仲井では、以下の内容を含む無料現地診断を実施しています:

✓ 現地確認(建物の構造・屋根材・周辺環境の確認)
✓ 建物内部の温度測定
✓ 遮熱材リフレクティックスのご説明(お客様の建物に最適な対策案のご提案)
✓ お見積り

まずは現地を拝見させていただき、建物の状況に合わせた具体的なご提案をいたします。
お気軽にご相談ください。

リフレクティックス施工をお考えの方向け省エネシミュレーション承ります!(※有料サービス)

建物の形状、冷暖房設備の有無など詳細情報をもとに、省エネ予測を行います。冷暖房費の削減率及び削減額、CO2の削減率、設備投資費用回収年数などをご提示します。

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※ かなりの労力を必要とする作業のため、すべてのお客様にご提供できるわけではありません。まずはお気軽にお問い合わせください。