工場の屋根を二重化し、中空層を自然換気することにより東海地方では7月から9月までの3ヶ月間屋根1平方メートル当りの冷房電力消費を約15KWh節約できる。火力発電では、1KWh発電するごとに約0.75kgの炭酸ガスが発生するので、15KWhの節約により炭酸ガス発生量を11.25kg減少することができる。
石綿スレートの使用寿命に達している屋根が総計7億平方メートルあると言われております。壁も同程度あると言われています。 この7分の1、1億平方メートルが夏季には冷房されていると仮定して、上記数値から屋根1億平方メートルを二重屋根に改修する場合の炭酸ガス発生の減少量を推定すると118万トンに達する。一方、通産省の発表によるわが国における2000平方メートルの炭酸ガス総排出量は33,000万トンである。 このことから1億平方メートルの冷房されている工場の屋根が自然換気二重屋根に改修されれば、毎年わが国の炭酸ガス総排出量の0.4%を削減できることになる。 |